・年齢と共に増えていく「顔のシワ」や「たるみ」
・ミドル世代を悩ます「頬」や「フェイスライン」の崩れ
あなたも、このような「悩み」を抱えていませんか？
年齢を重ねるなかで、頬やフェイスラインが下がってきたと感じた場合、それは「顔のたるみ」のサインです。多くの人がリフトアップを目指してスキンケアに力を入れることが多いですが、たるみが改善しないと感じる場合、その原因は「頭皮のたるみ」が原因で起きていることがあるのです。
▍顔のたるみは頭皮が原因？
こんなお悩みありませんか？
30代を過ぎてから頬やフェイスラインが下がってきた…
高い美容液を買ったのに効果が出ない…
顔のたるみが進んでいるからメイクを楽しめない…
このように感じているミドル〜シニア世代の方は多いのではないでしょうか？加齢による顔のたるみで、年齢よりも老けて見られた、という悲しい経験をした方もいるかもしれません。
顔のたるみは頭皮の状態と関係している
実は「顔」と「頭皮」はつながっていることを知っていますか？顔の筋肉（表情筋）は、頭皮の筋肉（頭筋）とつながっており、特に 前頭筋・側頭筋・後頭筋 などが、顔と頭皮を連動させています。
顔の筋肉（表情筋）は、ほうれい線・フェイスライン・目元のたるみに影響し、頭の筋肉（頭筋）は頭皮を動かす働きになっています。そのため、頭皮が硬くなると、顔全体の皮膚や筋肉が下がりやすくなり、顔のたるみが進行しやすくなってしまいます。逆に、頭皮をほぐすことでリフトアップ効果が期待できると言えます。
頭皮が顔のたるみに影響する理由
頭皮の血行不良
頭皮の血流が悪くなると、顔への栄養や酸素の供給が滞り、肌のハリが失われます。
頭皮のコリ・硬さ
ストレスやスマホ・パソコンの長時間使用で頭皮が硬くなると、顔の筋肉も緊張しやすくなり、たるみが加速します。
頭皮のたるみが顔を引っ張る
頭皮がたるむと、それに引っ張られて額や頬の皮膚も下がり、ほうれい線やフェイスラインの崩れにつながります。
頭皮が硬くなったり、たるんだりすると、顔の皮膚も重力に引っ張られ、たるみやすくなってしまうのです。
▍頭皮だって老化する
加齢とともに頭皮の状態は変化
顔と頭皮の関係性はあまり認知されておらず、そのため多くの人がまず顔のスキンケアに重点を置いていることが一般的かもしれません。さらに、頭皮ケアは薄毛に悩む人だけが必要な対策だという誤解があり、美容に関心の高い一部 の人を除けば、頭皮ケアを中心とする日常的なアンチエイジング対策が十分に浸透していないのが現状です。
しかし、女性の場合、30代を過ぎるとホルモンバランスの乱れや血行不良が顕著になり、髪や頭皮の健康にさまざまな影響を及ぼしています。特に、頭皮の老化に伴 う「たるみ」や「皮脂バランスの変化」は、髪のパサつきやボリュームダウンといったトラブルを引き起こすため、適切なエイジングケアは必要不可欠です。
では、どうして頭皮の老化が進んでしまうのでしょうか？
頭皮の老化が進む原因とは？
1：ゾンビ細胞の増殖
ゾンビ細胞（老化細胞）とは、新陳代謝では排除されずに肌の中に残って蓄積した細胞のことです。細胞が寿命を迎えても死なずに体内にとど まり、周囲の細胞に悪影響を与えてしまいます。
健康な細胞に対して有害物質を分泌することで、ゾンビのように次々と老化細胞を増加させてしまいます。
ゾンビ細胞が増えるとどうなる？
老化の加速 → シワ・たるみ・白髪・薄毛の原因に。
慢性炎症の増加 → 免疫力低下、生活習慣病のリスク増加。
病気リスク上昇 → 健康な細胞がダメージを受け、病気を引き起こしやすくなる。
2：地肌の糖化
地肌の糖化とは、老化現象の1つです。体内の余分な糖がタンパク質と結びつき、悪玉の老化物質に変化し頭皮や髪にダメージを与えます。
この物質は分解されにくく蓄積しやすいため、タンパク質から構成される髪や地肌にも悪影響を及ぼし、肌の黄ぐすみや弾力の低下を引き起こします。糖化は「肌のコゲ」とも呼ばれ、頭皮のたるみ・ハリ低下・抜け毛・白髪などを引き起こしてしまいます。
糖化が進むとどうなる？
頭皮のたるみ・シワ → 糖化によってコラーゲンやエラスチンが劣化し、地肌の弾力が低下。
白髪・抜け毛 → 毛根の細胞が糖化ダメージを受け、髪を作る機能が低下。
フケ・かゆみ → 頭皮のバリア機能が低下し、乾燥しやすくなる。
3：地肌の酸化（紫外線・皮脂の酸化）
地肌の酸化とは、頭皮（地肌）が酸素と反応してダメージを受けることなどを指します。例えば、切ったリンゴに空気が触れると茶色に変化しますが、これが「酸化」と呼ばれる現象の一つです。
酸化が進むとどうなる？
抜け毛・薄毛の原因に → 酸化によって毛根がダメージを受けると毛母細胞の働きが低下し髪が細くなったり抜けやすくなる。頭皮の血行が悪くなり、毛根に十分な栄養が届かなくなる。薄毛やハリ・コシのない髪になりやすい。
頭皮のべたつき・臭いが発生 → 皮脂が酸化すると過酸化脂質が発生し、毛穴が詰まりやすくなる。雑菌が繁殖しやすくなり、頭皮の臭いや炎症を引き起こす。頭皮がベタつきやすくなり、髪がペタッとするので、嫌な臭いの原因にもなる。
フケ・かゆみ・炎症が起こる → 頭皮のバリア機能が低 下すると乾燥しやすくなり、フケが増える。かゆみや炎症が起こりやすくなる。酸化した皮脂が刺激となり、赤みや湿疹が出ることも。
頭皮が硬くなり顔のたるみにもつながる → 酸化によりコラーゲンが破壊されると頭皮のハリや弾力が失われ、硬くなる。血流が悪くなり、顔のたるみやシワの原因になる。頭皮と顔の皮膚はつながっているため、地肌の老化は顔の老化にも影響する。
健康習慣を取り入れよう
この他にも、ストレス・運動不足・血行不良など、生活習慣による原因なども考えられます。頭皮マッサージで血行を促進したり、適度な運動習慣やストレッチ、湯船につかりお風呂でしっかり体を温めることなども、効果的だと言えます。
また、食事面においても、血糖値の急上昇を防いだり糖化によるコラーゲンの劣化が進む前に、日頃から甘い食べ物や炭水化物の取り過ぎに注意することも良いでしょう。身体の「糖化（糖質の過剰摂取）」を未然に防ぎ、健康習慣を取り入れることは健康的な体だけでなく、健康的な頭皮や美しい髪を育てる未来にも繋がっていきます。
このように「頭皮の老化」の原因は、ゾンビ細胞の増加・地肌の糖化・地肌の酸化などが関係しており、健康的な生活習慣の見直しもおすすめです。
美容室だからできるホームケアのご提案
株式会社SANKAKUは、個々のニーズに対応することで、より満足度の高い美容体験を提供し続けており、どの年齢でもその人に合ったヘアスタイルを楽しんでもらうことを願い、「きっと出逢える、きっと叶う、あなたのスタイル（BEAUTY FOR EVERYONE）」というコンセプトを大切にしています。お客様一人一人の髪質やクセに寄り添ったスタイルの提案を重視し、お客様が自分にぴったりのヘアスタイルを見つけて、いつまでも自分らしい美しさを楽しめるよう努めています。
さらに、当社の特徴の１つともいえるのが、ホームケア方法への最適なアドバイスです。
数ヶ月に一度お会いするサロンでの特別なケアでは、集中的なメンテナンスを行いますが、お客様の1年のほとんどを占めるご自宅でのホームケアにおいても、健康的な頭皮や髪を育てるためのアドバイスに力を入れています。
こうしたコンセプトに基づいて、日常のサロンワークではお客様一人一人の髪質やクセに寄り添ったスタイルの提案を重視し、お客様が自分にぴったりのヘアスタイルを見つけて、いつまでも自分らしい美しさを楽しめるよう努めています。
ここからは、頭皮や髪の健康まで考える美容室だからこそお勧めできる「頭皮のケア」がありますので、ここからはプロ目線でのホームケア・アンチエイジング対策をご紹介していきます。
▍頭皮は汚れやすい
頭皮環境の特徴について
私たちが日頃美容室にご来店いただくお客様から「自宅でできる頭皮ケアはなんですか？」とご質問いただいた時、お答えしているのが頭皮の汚れ（地肌の酸化）を防ぐ「ケア習慣」です。
そもそも、人間の頭皮には 「皮脂」 や 「汗腺」 などの器官が存在しており、身体の部位の中でも頭皮は汚れやすい環境だということをご存知でしょうか？さらに、頭頂部は身体の一番上の位置にあたるため、紫外線などの外的刺激を受けやすい点も忘れてはなりません。
皮脂とは？
・皮脂膜を形成して皮膚のバリア機能を維持する役割
・しかし紫外線や熱の影響で酸化しやすい
・皮脂の酸化が肌の老化を加速させる
「皮脂」や「汗」が混ざり合うことで、地肌を保護するための「皮脂膜」をつくっています。
皮脂膜とは？
・角質層の表面に存在
・身体全体を覆っている「天然の保護膜（バリア）」
・紫外線・細菌・薬剤などの外的刺激から地肌を守る
頭皮の地肌に溜まった汚れを放置していると、外部刺激を守るためのバリアである「皮脂膜」をつくるために必要な「皮脂」が過剰となり、さまざまな地肌トラブルを引き起こしてしまいます。
頭皮を構成する組織
その他にも、頭皮は、紫外線や細菌、汚れ、摩擦などの外的要因から頭蓋骨や脳を守る重要なクッションの役割を果たしています。
また、毛根を包み込み、髪の成長に必要な栄養や酸素を供給する血管や毛包を保持しており、皮脂腺と汗腺が存在し、適度な皮脂を分泌することで頭皮と髪を保湿し、乾燥や外部からの刺激から守ります。
さらに、汗をかくことで体温調節にも寄与していたり、多くの神経が通っているので、触覚や痛み、温度を感じることができます。
健康な頭皮環境を保つことは、髪の健康にも大きく影響しているのです。
＜頭皮の5つの層＞
皮脂腺（ひしせん）
皮脂（油分）を分泌し、頭皮や髪の毛を乾燥や外部刺激から守る。
皮脂の分泌が多すぎると 脂性（オイリー）頭皮 になり、ベタつきや臭い、フケの原因に。
逆に皮脂が少ないと 乾燥性頭皮 になり、かゆみやフケが出やすくなる。
汗腺（かんせん）
汗を分泌し体温調節を行う。
頭皮には特に エクリン汗腺（サラサラの汗を出す）が多く、発汗が活発。
汗を放置すると雑菌が繁殖し、臭いやベタつきの原因になることも。
毛穴・毛根
髪の毛を生やし成長させる大事な部分。
毛穴が詰まると薄毛・抜け毛の原因になる。
血管・神経
頭皮には細かい毛細血管が張り巡らされており、髪の毛に栄養を届ける。
頭皮の血行が悪くなると、抜け毛・白髪・頭皮のこり の原因に。
コラーゲン・エラスチン（皮膚の弾力を保つ）
頭皮のハリや弾力を維持する成分。
コラーゲンだけではなくエラスチンがあることによって肌の弾力が保たれる。
加齢やストレスで減少すると頭皮がたるみ、顔のたるみにもつながる。
▍シャンプーでは落ちない汚れ
頭皮の皮脂汚れ見落としていませんか？
注意したいのが、シャンプー＝清潔な状態を保てている状態という誤った認識です。毎日シャンプーをしているからといって、自分の頭皮が健康的な状態を保てているとは限りません。
頭皮の汚れは、見落とされがちな皮脂汚れが関係しており、頭皮に蓄積する皮脂や角質、汗、スタイリング剤の残留物などが混ざった汚れも「頭皮の汚れ」に含まれます。
シャンプーで気をつけたいこと
また、使用しているシャンプーによっては必要な頭皮の皮脂を洗いすぎてしまうことがあり、それにより頭皮の免疫低下による様々なトラブルに直結してしまうことがあります。
皮脂分泌が活発で敏感な頭皮は、皮脂汚れを適切にケアできないと、毛穴の詰まりやニオイ、かゆみ、抜け毛の原因をつくってしまうため、自分の頭皮状態や髪質にあった洗浄力のシャンプーを使うことが大切です。
どんなシャンプーを使用するべきか？
頭皮汚れにおすすめのシャンプーを選ぶ際は、頭皮環境を整え、ハリ・コシのある髪を育てる成分が含まれている商品を選ぶことはとても大切です。そのため、株式会社SANKAKUのサロンにご来店いただくお客様には、頭皮トラブルを防ぎ、血行を促進 しつつ、エイジングケアも期待できるシャンプーをご提案させていただいています。
頭皮ケアに最適なシャンプーを使用することで、頭皮の健康を維持し、髪の土台を強化しながら顔のシワやたるみを改善することができるからです。
▍ミドル世代にオススメ商品（デュアルビーシャンプーDualvie）
まとめ
年齢とともに増える顔のシワやたるみは、主に顔の筋肉とつながる頭皮が硬化やたるむことで進行し、特にほうれい線やフェイスラインの崩れにつながります。頭皮が老化する原因には、ゾンビ細胞の増加や地肌の糖化、酸化があり、これらがしわ・たるみ・白髪・薄毛を引き起こしているのです。
そのため、生活習慣の見直しが大切であり、糖質の制限やストレス管理、適切な頭皮ケアをお勧めしています。株式会社SANKAKUでは、お客様の髪質に応じたヘアスタイルとホームケアの提案を行い、頭皮の健康を保つシャンプーをご提案できますので、頭皮トラブルの防止と血行促進、さらにはエイジングケアも期待いただけます。
最適なエイジングケア商品「デュアルビーシャンプーDualvie」
当社が運営するヘアサロンでは、お客様の「頭皮」と「髪」に向けたエイジングケア商品としてデュアルビーシャンプーDualvieとデュアルビートリートメント（バイオプロポーザー株式会社）を展開しています。（サロン各店舗でも販売中ですので、ご来 店時に、ぜひお買い求めください！）
デュアルビーシャンプーやトリートメントには、近年注目を集めている美容成分「ヒト羊水幹細胞培養液」が含まれています。この成分は肌や髪のターンオーバーを助け、若々しい状態に改善する効果があるため、アンチエイジング効果が期待できる次世代の美容アイテムです。
サロンケア体験のホームケアグッズを買うなら
その他にも、アンチエイジングに最適なホームケアを求めるお客様向けにSANKAKU ONLINE SHOPを通じて、サロンクオリティのヘアケア用品を多数ご提供していますので、ご自身のニーズに合ったヘアケアアイテムをぜひご覧ください！
▍次回予告
次回【頭皮ケア特集③】のニュース記事では、ホームケアで実践したい「美容師が教える正しいシャンプーの方法」などをご紹介します！ぜひご期待ください！！
